FAIRLADY Z

最近、体調が優れないのんたです。
遅刻して授業進行を妨げてしまってごめんなさい;;


あと4回;;楽しい時間はあっという間ですね。。。


さて、今回と前回の授業で出てきた気になる言葉があります。
その言葉とは
「自分の立っている場所」「自分は何者であるか」を知ること。
そこが解らないと人に伝えられない。発信することができない。
というものでした。


たぶん今、転職することを考えたときに自分はどの方向へ進めば
よいか悩んでいるからかもしれません。


授業の後、過去に「自分」というものを気付かせてくれたものに会いました。
その名は「FAIRLADY Z」


私は『自動車デザイン科』という超バブリーな学科を卒業しているのですが、
運良くN社のデザイン本部に入社することが出来ました。
インテリアデザインを中心に仕事をしていて、子供のためにブリックパック用の
ドアポケットホルダーを。子供のためにダブルサンルーフを。マニキュアをした
手でのグリップの握りやすさは?。目に優しいコンソールの形は?
などなどの意見を加え、自分の視点が役に立つことに喜びを感じていました。


そしてはじめてのエクステリアが彼(Z)のプロジェクトでした。
今回は大々的なフルモデルチェンジ。そのプロジェクトのはじめは1/10モデルを
6体ほど作り社内コンペのようなものをすること。
そのうち1台を担当する事になったのですが、みごと落選。
2度目のチャレンジも同じ結果でした。
そのとき、自分には明らかに欠落しているものがありました。
それはスポーツカーへの憧れ、ワクワク感、乗ってみたいという衝動や操って
みたいという願望。などのすべてを持っていない事に気がつきました。


「自分にないものを形にしても他の人の心にそれを芽生えさせることができない」
当たり前のようですが、心からそう思いました。